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木のことを考えていた

東京出張中に東日本大震災に遭遇し、帰宅難民となって車の中で一晩を過ごした時のことです。
福島原発の事故を知った後、様々な思いが頭に浮かびました。

自身が置かれた状況を改善する術もなく、時間が経つことでしか解決方法がない中で、ただただ妄想を巡らせていたように思い出されます。
原発事故での放射能汚染のことよりも、これから先のエネルギー問題についての方が関心が大きく、アレヤコレヤと・・・。

簡単に手に入れられることができた電気。当たり前のように思っていたけれど・・・。
原発に依存した上我々の生活が成立していたことを認めないといけない。
社会全体で必要とする電力の総量を減らした上で、現在と同じ規模の生活、経済活動を維持することはいかなる方法があるのだろうか。

『原発は怖い』で留まってはいけない。
原発とは何ぞや?資源がない我が国が原発に依存したエネルギー政策を採ってきたことは当然のことだ。
日本が産油国だったら違っただろう。
石油、石炭、ウランに代わるエネルギー資源はあるのか。
自然エネルギーによる発電の可能性は、どうか?
太陽光発電はエネルギー問題からの自立を促進することに間違いない。
太陽光発電で得られる電気量よりも、太陽光パネルなどの設備を生産・将来の廃棄にかかる電気量の方が大きく非効率的だと意見をもっともだと納得してきた自分を責めました。
ツベコベ言わず、現存の技術とコンセプトを利用し、自立することの方が価値があるのではないか。
また木材はバイオマス発電の燃料として価値が上がるのではないか。
だが、太陽光発電以上に正味発電効率は悪く、趣味・嗜好的な研究段階であり意味があるのか。

そもそも電気は何のために必要なのか。
ひとつには熱源であるとするなら、木材の出番があると。
石油が入手できなかった昔は、木炭が熱源であったのだから。

木材は植物・生物であり、将来にわたって持続的に確保することができる資源である。

エコマテリアル、資材としての木材の価値だけでなく、燃料としての木材の価値が再認識されることが、原発に依存しないエネルギー政策には付いてくる。・・・。
木材屋として、新たな可能性を作り上げていかねば・・・。

あの日私は暗闇の中で、『木』に希望を見出していました。





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No title

おそらく、日本の半分の地域は、半年はストーブを焚くのではないでしょうか。
なぜ、電気ばかりに目が行って、安定的に熱を直接得る仕組みにもっと取り組むべきですよね。
熱を電気に変えて、また熱に変換するなんて非効率極まりない。

Re: No title

弊社の冬の暖房は『薪ストーブ』です。モデルハウス、事務所ともです。
岐阜市内では少ないでしょう。
全く不便さはありません。事務所では『薪ストーブ』を囲んだ円卓会議的コミュニケーションも生まれています。

エネルギー消費量を減らす、購入量を減らすには、熱交換を削減することは必須です。
工場などの廃熱量を削減、再利用を進めることも必要でしょう。
家庭・事業所だけでなく社会全体として、エネルギーとは何ぞやと追求しないと・・・。
オートマチックに解決されることはありませんから。

中川



> おそらく、日本の半分の地域は、半年はストーブを焚くのではないでしょうか。
> なぜ、電気ばかりに目が行って、安定的に熱を直接得る仕組みにもっと取り組むべきですよね。
> 熱を電気に変えて、また熱に変換するなんて非効率極まりない。
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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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