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選挙と国産材利用

業界紙の切抜きです。
4日の告示を控えた衆議院選挙。
宮城県では杉の合板が選挙用掲示板に使用されることが取り上げられています。
写真が良くないのですが、見出しは『7自治体が採用、全国的な運動望む』とあります。

DSC03950_convert_20121202182057.jpg

これは今回が初めての試みではありません。
私の記憶が確かならば、地元産の木材による選挙用の掲示板が採用されるようになったのは、秋田県が先駆けだったはずです。

地域の木材を利用した選挙掲示板が木材需要を刺激することではなく、この記事の意味は別のところにあるように思います。
日本で最も大きな港湾型の合板工場地帯だった石巻はじめ、宮城県北部から岩手県の三陸沿岸地帯。
先の震災の津波によって、殆んどの合板工場が壊滅的な被害を受けました。

特に石巻は、震災前には国産合板の2割を生産していた地域でした。
震災から半年後に工場が再開されたというニュースを聞きましたが、震災前の生産能を取り戻したのは最近のことと聞きます。
現在の問題は、工場休止中に他地域の製品が代替使用されたことで市場でのシェアを失い、販路再確保することが課題であるとのことです。

そこで建築物に限らない木材利用の要請活動によって今回の採用に至ったものと記事にあります。
同時に、利用後は県内のチップ工場でチップ化されたものを引き取ってバイオマス(木屑)ボイラーの燃料とする仕組みを構築し提案したそうです。
廃棄コストを含めた環境配慮型のメリットが存在します。

公共建築物等木材利用促進法の制定で、低層公共建築物への木材利用は今後間違いなく増加するでしょう。
これを更に進めて、建築物に留まらず木材利用を促進することの価値を理解し、訴える候補者が現れることを期待します。
杉の合板掲示板に最も相応しいポスターだと思います。

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代表取締役 中川稔之

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