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「足るを知る」生活文化

郡上に製材工場を移して以来、地元の方たちとの交流の機会が増えました。
それはイベント・行事によるものではなく、郡上に暮らす人たちの日常生活を近いところで感じるようになったおかげです。

「郡上は生活物価の負担が小さい。」と、一言で済ますこともできるのですが、その言葉の意味は奥深い。
自助・互助経済で生活が成り立つのが郡上です。
衣・食・住についての負担が極めて低いのです。

例えば、住居。
大きな、本当に大きな住宅(?)、建物(床面積が100坪か、それを超える場合も知っています)に、身内の何世帯かが同居している形態がよく見られます。
子どもが成人して結婚した後、新屋を建てることもありますが、すでに立派な住宅がある場合には同居するケースが多いようです。
長男もしくは長女が同居して親の面倒を見て跡取りとなるケースが都市部とは比較にならないほど多い。
また、二世代、三世代の同居の割合も高い。

「兼業農家」の言葉では説明できません。自家所有の田畑での耕作は当たり前。
収穫物は自家消費。または近隣への融通。余裕があれば、一般的な流通に乗せずに道の駅などの直販所に出して現金収入を得るのです。
エンゲル係数は極めて低いと思われます。
肉や魚、調味料以外にはコストをかけることなく生活ができてしまうのではないかと・・・。
そんなスタイルですから食材ロスなどゼロに近いでしょう。

郡上の製材工場で求人募集・面接をして驚いたのが、「火事での消防団活動や葬式などの地域の出来事への参加を仕事よりも優先したい。」との要望を口にする応募者が多いことでした。

額面収入の多いホワイトカラーよりも豊かな生活が存在することを知りました。

あるものを使う。あるものを食べる。あるもので生活する。
自助・互助の精神は「足るを知る」に繋がるのだと、郡上の生活を見て思いました。

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本庄工業株式会社
代表取締役 中川稔之

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