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『パワービルダー』の経営統合

昨日、25日に『飯田産業グループ』が経営統合へ向けて準備を始めることが発表されました。
東証一部4社、ジャスダック2社が経営統合すると売上高は8000億円近くになります。
一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社です。
元々は飯田産業か、一建設のいずれかから、暖簾わけのように独立した会社が、それぞれ成長した経緯があります。
いずれも所謂『パワービルダー』と呼ばれる低価格の戸建て分譲住宅を得意とする住宅会社。
圧倒的な価格競争力を武器にして、景気低迷を追い風にして低迷する他の住宅会社を尻目に成長を進めてきたところで、経営統合へと舵をきったことに住宅業界紙だけでなく、経済紙でも記事となっています。

岐阜のあたりで事業展開しているのは、一建設とアーネストワン。
関東では、6社は資本関係があるものの販売の現場レベルでは、激しい鍔迫り合いか切った張ったがあることで知られています。

「消費増税後を睨んで・・・」、「大手住宅メーカーとの競合に備えて・・・」、「住宅の2015年問題対策・・・」などと憶測が飛び交っています。

現在、最も戦々恐々としているのは資材納入業者・商社でしょう。
経営統合に伴う内部処理よりも、資材コスト削減が目に見える効果として最初に着手されると予測します。
現在、弊社と競合することはないからといって、全く関係・影響がないコトはありません。
木造住宅の建設に必要な共通の資材があるからだけでなく、商流への余波は必ず存在するからです。

このニュースを聞いて私の頭に浮かんだことがいくつかあります。
ひとつには、住宅業界固有の問題。
製造業やサービス業のように、海外市場を開拓・展開することができないのが住宅業界。
にも関わらず国内の住宅着工数が減少していく中にあるので、常に企業として成長を求めていくにはカテゴリーを超えた競争を仕掛けることと本社機能を絞り込み営業現場の最前線を広げていくしかないのでしょう。

そして我々、戸建て木造注文住宅との競合。
私は価格バリエーションと商品のバラエティ化を進めるように予測します。
積水ハウス、大和ハウスの巨人や住友林業、一条工務店の木造のトップランナーとの競争は、数字の上だけでしょうが、数字を積み上げる過程では、闇雲に漁りに来ると。

だからと言って、何か特別な対策を立てるつもりもありませんし、効果的なモノがあるとも思いません。
景気や社会情勢の外的要因がどうあろうとも、槍が降ろうが、粛々と我々は仕事を続ける以外にありません。
それが地域に必要とされる住宅の会社だと考えるからです。

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No title

パワービルダーがこれだけ終結すると、構造用集成材の価格がさらにシビアになってくると思われます。
円高円安の影響を受けて、欧州ホワイトウッドかベイマツか国産集成材を選ぶのか。
無垢材需要と集成材、合板需要を山側はよくよく考えていかないといけないと思います。
どのような木を育てていくのか、結果どのような山づくりをしていくのか。

Re: No title

小森さん、いつもお目に掛けていただきありがとうございます。
これについての返信は今日のブログで掘り下げてみたいと思います。

中川

> パワービルダーがこれだけ終結すると、構造用集成材の価格がさらにシビアになってくると思われます。
> 円高円安の影響を受けて、欧州ホワイトウッドかベイマツか国産集成材を選ぶのか。
> 無垢材需要と集成材、合板需要を山側はよくよく考えていかないといけないと思います。
> どのような木を育てていくのか、結果どのような山づくりをしていくのか。
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本庄工業株式会社
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