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『人命』と『利権』

先日開催された『センター試験』。私が受験生の頃は、『共通一次試験』でしたが・・・。
私は、社会は『地理B』を選択していました。日本史・世界史の歴史よりも、好きで得意だったので、私立大学の入試でも『地理B』を。
当時も今も『地理B』を選択する受験生は少ないと思います。

大阪の予備校で出会った『地理B』の講師。
授業中に「『ゴルゴ13』は地理の勉強にもってこいの漫画・・・。」と発言したことについて、授業が終わった後に質問すると、「共通一次は教科書を広く浅く抑えることで対応できるが、私大は入試作成者の恣意(思いつき)のままに深く難解な時事的問題がでてくる。それには『ゴルゴ13』は入試問題にされそうなトピックを抑えているから・・・。」との答と、「善悪で考えることを排除しないと問題の本質は理解できない。どうしてタンザニアに中国の援助で鉄道が築かれるかを考えたことあるか?」 と。

今回のアルジェリアの事件について。
資源が無い日本ではピンとこないかもしれませんが、宗教的な背景よりも豊富な地下資源を巡る対立に起因していることを理解しないといけないと考えます。
隣国・マリの紛争には、我が国も深く関わっています。
マリで産出されるウランは日本の独占契約です。ですから日本企業が攻撃の的にされるのは当然。
そこで大きな紛争が起こっていたのがアルジェリアにまで及んだだけのことです。
アルジェリアの天然ガスを略奪する英国企業のBPをはじめ、フランス、日本企業の幹部が比較的警備の手薄なプラントに集まって会議を開催する時に、参加者全員を殺略することが、イスラム武装グループにとって地下資源利権を奪還することであるとの『資源ナショナリズム』的武装蜂起と考えれば、アルジェリア政府の攻撃にも理はあります。

我々の平和な生活は搾取の上に成り立っているのです。
イスラム武装団にとって、隣国・マリのウラン独占契約が日本人殺害の理由なのでしょう。
ですから人命重視で対応することを日本政府がアルジェリア政府に要請したところで、何ら解決には繋がりません。
有効な手立てがあったとしたなら、「アフリカの地下資源から日本は撤退する。」と、安倍首相が表明することだったのでしょうが、できるはずもありません。

『対テロ戦争』とは、茶番です。利権を巡る対立には歴史的深い溝が存在します。

事件の背景は『アラブの春』や、イスラム民主化と宗教対立でもありません。
人命と利権とのせめぎ合いにあると考えます。

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