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エネルギー安全保障

先日、友人から「既存の自宅の屋根に太陽光発電パネルを設置しようと思うが・・・。」と相談を受けた時に、「そりゃあ商売だから何でもやるけど、何を目的に太陽光をやりたいの?」と尋ねたのです。

「今後、電気代が間違いなく高くなるから」との回答が返ってきたので、私は
「採算性を理由に太陽光を既存の住宅の屋根に設置して投資を回収できることはまずない。採算性を求めるなら止めた方がよい。」と答えたのです。
「では高騰するだろう電気代に対しての方策は何かあるのか?」
「方策と言うからには、装置に投資すること。まず、家庭での総使用量を減らすことを工夫することが第一。手段として照明を全てLEDに変えることで、照明で消費する電気は3分の1になるだろう。次に人感センサーによって待機電力をなくす機能のある家電製品を買い替え時には選択する。」
「これによって高くなった分の電気代位は賄えるはず。同時に家族の意識改革。毎月の電気代をはじめとするエネルギー消費量と金額を表にして張り出す。太陽光のような過大なイニシャルコストをかけずともランニングの金額的には、現在よりも減額できると思われる。」と説明したところ、
「金額はカバーできても、なんか釈然としない。それでも太陽光を設置したい気持ちが消えないのは何でだろう?」と、友人が食いついてきたので、
「住宅に太陽光を設置する究極の目的は『エネルギー的自立』だよ。」
「一般的に太陽光は化石燃料に頼らない発電で環境負荷低減に貢献するとういう観点と、災害でインフラ網に被害が出ても自宅に太陽光がれば当座は凌げる。中東情勢によって日本への石油が途絶えても・・・。危機管理の観点からは優位性がある。すなわち『エネルギー的自立』だ。国のエネルギー政策に翻弄されることからも多少は逃れられるし・・・。」と答えたのです。

新築の住宅ならば、低金利の住宅ローンでコストを賄うことができると言う点で、大きなメリットがあります。しかしリフォーム的に太陽光を設置するには、相応の意義を見出すことが必要と考えます。
企業が産業用の太陽光発電を手がけるのは、税制上のメリットがありますが、一般の方には採算性が合うことは困難なのです。

友人との会話を通して、『エネルギー安全保障』、すなわち『エネルギー的自立』に、最も道理があるように思えてきました。

ところが、会話を終えた友人はう~むと唸って「太陽光設置を再検討する。」とコメントしたままですから、私は営業下手なのかもしれません。また、私自身の自宅が照明を全てLEDに交換するなどの装置的対策もエネルギー使用量の可視化を勧めているわけではありませんから『エネルギー的自立』への道も・・・。

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代表取締役 中川稔之

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