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WBCで考えた

震災の日ですから、話題は震災に関するものであるべきところですが、へそ曲がりな私はへそ曲がりな野球論を打ってみます。
「野球はスポーツではありません。」
野球少年だった私が言うのですから・・・。
もう少し丁寧に言うなら、「野球は、一般的なスポーツと異なる『アメリカンスポーツ』である。」と。

WBCを見ていて、改めてそう感じたのです。
カナダ対メキシコ。大差でリードしていたカナダチームの選手がバントをしたことに端を発する大乱闘。
馬鹿げているとしか言いようがありません。
いつもの『ベースボール』とは違うルールのベースボールが開催されていることの認識が監督・選手・スタッフにないから、大差の場面でのバントに興奮する輩が現われるのです。
この乱闘劇から、WBCローカルルールの下、いつものベースボールとは異なる様式の試合が行われていることについて理解がされていないかことがわかります。
予選の順位を決めることに『得失点差』が採用されることの矛盾を理解すれば、頭も冷静になるというのに・・・。
WBCの開催要項をしっかりと読んでみたいものです。
ベースボールは一定の試合時間の中で獲得した点数を争うスポーツではありません。
相手より一点でも多くの得点を挙げたチームが勝利を手にするスポーツです。
『得失点差』を採用した場合、9回表の攻撃をもって試合が成立するルールでは、矛盾が生じます。
その矛盾を解消するには、勝敗が決した後の9回裏まで試合を続行しないといけないのですが、緊張感のない9回裏には観客・ファンから不満が出るでしょう。
トーナメント方式、それも敗者復活方式のないものか、数試合の先勝システムでないと、ベースボールのルールと精神に合致した競技会は成立しないと思われます。

落合博満が監督をやらない、またはやらせられない理由は、このWBCの大会要項が矛盾に溢れていることにあるのでしょう。

アメリカンスポーツの最たるものは『プロレス』だと考えます。
ノー天気に大見得を切りヒーローになりたがるのが、アメリカンスポーツの中心選手です。
WBCの試合を見ていて気がついたのは、ガッツポーズが多く見られることです。
普段、メジャーリーグや日本のプロ野球では見られないほど派手なガッツポーズのオンパレードを生んでいるのは、興行の雰囲気でしょう。
WBCは典型的なアメリカンスポーツの興行なのです。
また他のスポーツで、カナダ対メキシコ戦のような乱闘が起こったら、当事者にはWBCだけにとどまらず、複数試合の出場停止処分が下るでしょう。
しかし野球には世界レベルで統括する団体は存在しないので、厳正な処分はありません。それも興行を理由にしたなら、説明がつきます。

サッカーのワールドカップのよう、チャンピオンスポーツとしての祭典にWBCの価値を高めるためには、競技を掌る組織の構築と整備が先決だと考えます。


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